こんにちは。
今回はこの辛そう~な料理に関するお話です。
はい、麻婆豆腐ですね。以前豆板醬を大量に買ってしまい、それ以来麻婆豆腐で消費するようになってます笑
辛い料理大好きなので良いんですけどね…!
唐辛子と水は相性が良くない…?
さて本題に入ります。麻婆豆腐を食べてて辛いな…!って思った時、皆さん水を飲みますよね。実はこの辛い物を食べたときに水を飲むの、”あんまり”役に立たないってご存知でしたか!?
…どういうこと??って声が今にも聞こえそうなので詳しくご説明しますね。
これには、唐辛子の辛味成分である”カプサイシン”という物質の性質が関係しています。(カプサイシンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの農林水産省のページをご覧ください)
実はカプサイシンは、油に溶けやすく水に溶けにくい物質なのです。
分かりやすい例がラー油です。ラー油は、ごま油の中に唐辛子を漬けているうちに、唐辛子の中のカプサイシンがごま油に溶け出すことで出来ています。(大学で履修した化学の知見がこういう所で活かせるの、楽しいですね)
…どういうこと??って声が今にも聞こえそうなので詳しくご説明しますね。
これには、唐辛子の辛味成分である”カプサイシン”という物質の性質が関係しています。(カプサイシンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの農林水産省のページをご覧ください)
実はカプサイシンは、油に溶けやすく水に溶けにくい物質なのです。
分かりやすい例がラー油です。ラー油は、ごま油の中に唐辛子を漬けているうちに、唐辛子の中のカプサイシンがごま油に溶け出すことで出来ています。(大学で履修した化学の知見がこういう所で活かせるの、楽しいですね)
さて、この水に溶けにくいカプサイシンが舌の上に乗った状態で、その上を水が流れて行ったら、どうなるでしょうか?
答えは「流れていかない上に、舌の上を広がっていく」です。つまり、意味がないばかりかカプサイシンと舌の接触面積が増えて、むしろ逆効果になっている可能性があります。
でもそうすると、いつも辛い物を食べるときにはたくさん水を飲むけどあれはどういう事なんだと思われるかもしれません。
これは、カプサイシンが神経に"痛み"を感じさせる性質を持っていることと関係しています。この痛みを水の冷たさで和らげているお陰で、少し楽になった気がしているというのが本質です。
先ほど辛さに水が”あんまり”役に立たないと言ったのはそういう事で、直接カプサイシンを取り除けるわけではないけど熱さの感覚を和らげる点で水は有効、というのが以上のまとめとなります。
おまけ
じゃあ、結局水じゃなくて何を飲めばいいの??っていう話が出てくると思います。結論から言うと牛乳や乳製品など、脂肪分を含む液体が有効だと思います。カプサイシンが溶けやすくて、より早く舌の上から除去できるからです。辛いものと牛乳の組み合わせってあんまり聞いたことないので意外ですよね…!
なので、もし皆さんが罰ゲームで激辛なものを食べるときは、水ではなくて牛乳を準備されることをお勧めします笑
いいなと思ったらクリックしてね→